この間パーティに行った時に、アメリカ人やイギリス人は "I'm John." のようにファースト・ネームで自己紹介していたのに対し、日本人の人は(英語が堪能な方でも)"My name is Yamada" のように苗字で自己紹介をしていて、なんとなく紛らわしく感じられたのを思い出しました。
案の定、昨日教えていた生徒さん(男性)も最初のうちは律儀にフル・ネームで自己紹介していたのですが、場面設定を色々と変えていくうちに苗字 (last name) だけになってしまいました。(これは特に男性によくある傾向で、女性は割りと素直にファースト・ネームだけを使いますね)
やっぱり「山田です」という自己紹介の仕方に慣れていると、癖は中々抜けないのでしょうか。
ファースト・ネームかフル・ネームを使うべきだ、と訂正しようと思ったとき、ふと考えてしまいました。実は "My name is Yamada," という自己紹介の仕方は「使い慣れている苗字の方で呼んでください」という意思表示なのではないか、と。
そして、連想したのが映画 『007』シリーズ
彼も自己紹介の時には必ず苗字からスタートし、次にフル・ネームを言いますが、これは彼の「あくまでもフォーマルな関係を保ちたいので "Mr. Bond" と呼んでくれ」という意思表示です。そして、フル・ネームをその後に続けることによって混乱を避け、相手にファースト・ネームで呼びかけるきっかけも与えています。
あ、これは使える!と思った私はさっそく生徒さんに "Do you know the James Bond movies? How does Bond introduce himself?" と聞いてみました。すると茶目っ気たっぷりのその生徒さんはちょっと格好をつけて胸を張り、"My name is Bond. James Bond." ともっともらしい口調で言いました。
あまりにも決まりすぎていたので二人とも大受けしてしまいましたが、ひとしきり笑い終わった後、「実はこれをあなたの名前でも使えますよ。もし苗字だけで自己紹介するのに慣れているのであれば、その後フル・ネームでフォローするようにした方が親切だと思います」と教えてあげたら、とても気に入ったみたいで自分の名前で何回も練習していました。
言い方によってはちょっとキザな印象を与えるかもしれませんが、まじめな口調で例えば "My name is Yamada; Taro Yamada." と言った場合、実はとても日本人的な(良い意味で)自己紹介の仕方になりうると思います。
女性にはあまりオススメできませんが(というより、女性はファースト・ネームを使うことに比較的抵抗が少ないため、このような裏技は不要だと思います)男性の方はこれからパーティの多くなる季節、是非試されてはいかがですか?




そして、洋画って学習にも便利だと、つくづく感じました。そして映画ネタ豊富だなぁと感心。
(昨日コメント書いたんですが、反映されてないみたい?途中で切ってしまったかも。)
僕も007は全部観てますので。
上記の話題から若干それますが、
多くの日本人が、007のことを
ゼロゼロセブンと呼ぶのがとても
不愉快です(笑)。
あと、ボンド役の件なんですが、
歴代のボンドというと大概の人は
ショーン・コネリーが好きだというんですが、
彼の役者としての存在感は素晴らしいんでしょうが、元々、製作者側の条件である
ボンド役は英国人であること!から
最初から厳密には外れてるのが気になります。
彼はEnglandの人ではないですよね。
発音も訛りが気になります。
確か、ティモシー・ダルトンが
僕にはいちばん<英語>としては
ボンド役者にぴったりでした。
するどいご指摘ですね。
そう、コネリーはスコットランド人なので、微妙に訛が違いますね。(個人的にはコネリーのボンド役がちょっと品位を欠くように思えて、あまり好きではありませんでした)
あと、結構お気に入りだったブロスナンもアイルランド人なので厳密には英国人ではありませんよね。最悪だったレーゼンビーに至ってはオーストラリア人!
新・ボンド役に決定したDaniel Craig はムーアとダルトンに続く3人目の英国人みたいです。
実は私もティモシー・ダルトンのボンドが一番「らしい」と思いました。背が低かったのが玉に瑕ですが、あの冷酷さと緊張感は大好きです♪