そのパーティについて話していたときに、同僚に「どんなパーティなんだろう」と聞かれました。
「え、どういうこと?」と聞き返すと、「いや、友達を連れて行きたいな、と思って」と言われました。
私は思わず「この間の友達とは違うお友達?」とからかってしまいました。
実は先月、映画を見に行ったときにその同僚の彼女にお会いしていたからです。
そのとき場違いなほどにおしゃれをしていて口数が少なかった彼女は、その日の帰り道に彼に向かって「英語がペラペラしゃべれる女性には威圧感を感じるのよね」と言ったらしく、彼が「そんな考え方しかできない女性だとは思わなかった」とぼやいていたのを覚えていたからです。
案の定、彼は「ああ、彼女とはもう別れようと思っているんだ」とこともなげに答えました。
ところが罪悪感を感じたのもつかの間、彼の次の一言にはびっくりしました。「彼女にメールを送って、買い物に費やす時間があるなら本でも買ってその空っぽな頭に中身を入れたらどうか、と言おうと思っているんだ」
それには反論せずにはいられなかったですね。「それはあまりにもひどくない?第一、彼女が気に入ったから付き合い始めたんでしょう?」
すると彼は悪びれた様子も無く、「だって彼女は買い物に行って、デートのたびに新しい服をみせびらかすことことしか頭に無いんだぞ。最初は可愛いと思っても時間が経つと飽きちゃうんだよね」
なんて勝手な奴なんだ、と思いながら「でも、そういうのが好みのタイプだと思っていたんだけど。昨年のクリスマス・パーティにつれてきたのも同じようなタイプの人だったよね」と指摘すると、さすがに顔を少し曇らせて「うん。だから基本的にあまり長続きしないのかな」と反省している様子でした。
呆れた私は「今度はほとんどお化粧もしないような研究者とでも付き合ってみなさい!」と一喝してしまいました。
しかし世の中の男性たるもの、彼と同じような基準で相手を選んでいる人もかなり多いのだろうな、とも思ってしまいました。周りを見ても、相手にまともな会話能力を求めていない人が圧倒的に多いですね。
そのまま会話ができない相手と結婚までしてしまって、共通の話題も趣味も無い、と嘆いている人も時々みかけます。
その点、数回のデートで見極めがついている同僚はまだまともな方かもしれませんね。
皆さんはどう思われますか?


