そして、グループで受講している場合には、メンバーでどちらに進むかについて、全員が同意しなければならないみたいです。
最近レベルアップしたグループの傾向を見ると、どうやら「ビジネス・コースをやりたい!」と頑張るのは男性の方らしいですね。女性の方は「難しそうだから一般コースの方が良い」と主張するみたいです。
それで大半のグループでは結局男性の方に押し切られてビジネス・コースに進むことに。
ところが、面白いことに、いざ蓋を開けてみると、最初は嫌々だった女性のほうがばっちり予習してあり、レッスン中に積極的に発言できたりするのです。
先日、レベル6でネゴシエーションを始めた女性も同じ。
グループのファイルに「彼はやる気だが、彼女は交渉に全く興味なし」というメモを見て、これは如何にして興味を持たせるかの勝負だ、と思ったのですが、彼女のノートには3ページ分ほどびっしりと新出単語の定義を書き出してあり、やる気であったはずの男性の方は全く予習した形跡が無かったのです。
決して予習を前提としているわけではないのですが、予習してあった分、彼女の方が堂々と「辞書を引いたけど、意味が良く分からなかった」と言うことができ、男性の方はついて行くのに精一杯になってしまいました。
また、実際に交渉のロールプレイをやる段階になると、片方が百戦錬磨の営業マンである場合を除いては、総じて女性の方がタフですね。
となると、なぜそこまで気合が入っていない男性(あくまでも一般論です)がビジネス・コースにこだわるのか、という疑問が生じるわけですが、ひょっとしたらこれは単にプライドの問題かもしれませんね。
「ビジネス英語を勉強している」と言った方が聞こえが良いとか。
一方、女性の方がより冷静に「どちらの方が自分のニーズや興味に合っているか」「どちらがより大変か」という問題を考えているのではないか、という気がしました。
今、我がスクールで使っている教材に関して言えば、ビジネス・コースの方が難しく、予習している人の比率も高いです。
でも、実社会においてはどうかというと、実はビジネス英語と言うものは非常に狭い範囲に限定されており、その狭い範囲を綿密にカバーしておけば大して困らないのです。
アメリカで10年以上ビジネスをやってきた父も、帰国後ほとんど勉強せずに「ビジネス英検」の1級を取って喜んでいましたが、「英検」の1級の方は娘が取ったから良い、などと訳の分からない理由ですっかりあきらめてしまいました。
実際彼が一番苦しんだのは、ビジネスの場ではなくて、ディナーなどの社交の場での会話だと今でも言っています。
これは習いに来る生徒さんにも見られる傾向で、上級者ほど「ビジネスにはほぼ困らないので、もっと会話の幅を広げたい」と言ってきます。
なので、決してビジネス英語の方が格が上だ、などと思い込まない方が良いですね。
ちなみに、はじめてコースが分かれるレベル5での一般コースでは副教材が発音の特訓のものですが、「意味が分からなくても正しく発音できるように」との趣旨から「翼竜」(pterodactyl)など普通のレッスンでは出てこないような、トリビア的なボキャブラリが結構たくさん出てきます。



ババロア美味しそうですね。素晴らしい出来栄えですね。