2006年09月01日

Queer Eye

最近、毎週楽しみにしている番組があります。

金曜日の夜11時からFoxTVで放送中の "Queer Eye for the Straight Guy" というものです。
(現在放送中なのはアメリカで2003年に放送された分)

http://www.foxjapan.com/tv/bangumi/queereye/index.html

内容は、オシャレで洗練されたルックスも抜群のゲイの5人組が、ダサいストレートの男性を生活スタイルまで改造(makeover)し、最後にパーティーなりイベントなりを主催させる、というもので、服装担当のスタイリストと身だしなみ(ヘア&メイク)担当のほかに、インテリア・デザイナー、グルメ担当、カルチャー担当がいます。


先週、久しぶりに実家に帰ってきた妹と一緒に見たとき「毎回録画して欲しい!」と言われてしまいました。

とにかく、テンポが良いです。(話すのが速いのもありますが)
そして、かなりウィットに富んだ気の利いた一言がポンポンと飛び出てくるので楽しいです。

例えば、前回のエピソードではターゲットの男性を Saks Fifth Avenue へ買い物に連れて行った後、「買い物はどうだった?」という仲間の問いかけに対してスタイリストのカーソンはターゲットを見ながらこんな風に答えていました。
"We just had Saks together. Was it as good for you as it was for me?"
(一緒にサックスをしてきたところよ。あなたも感じた?)

ときどきちょっと悪ふざけが入りすぎて、品位に欠ける部分はあるのですが、笑えます。

劇的な変化を演出するため、今までは長髪の男性を短髪にする、というパターンが多かったのですが、前回はカツラをかぶっていた弁護士のカツラをはぐ、というのがメインテーマになっていました。
(実際、坊主にした彼は精悍でカッコいい、いかにも仕事ができそうな感じになりました)

この5人のすごいところは、その提案がきちんとターゲットのライフスタイルに合っている、という点だと思います。弁護士は弁護士らしく、大工職人は大工職人らしく、スポーツ選手はスポーツ選手らしく改造していきます。
グルメ担当のテッドも、子どもの誕生日パーティーを企画していた人には自家製ピザの作り方を指導し、前回の弁護士にはパーティーの食事をすべてケータリングさせるなど、きめ細かに対応しています。

こういうまじめな面がある一方、時には子どものようにはしゃぎまわったりします。小さい頃、親に「絶対やるな!」としかられたようなこと(例えばスーパーでショッピングカートを押しながら競争する)を堂々とやってのけています。

また、いかにもゲイっぽいのはスタイリストのカーソン(字幕が女言葉になっているのは彼だけ)だけですが、他の4人もターゲットの男性がお風呂に入っている場面がテレビに出てくると「ちょっと!なんでシェービング・フォームをけっちっているのよ」「ああ!彼の背中を流してあげたい!」と奇声を出したり、「ゲイらしさ」を随所に演出しています。

あと、感心するのはターゲットの男性がいつもかなり雄弁に感謝の意を語ることです。"Oh, my God!" と叫ぶことしかできない、『ザ・スワン』の出演者と大違いです。
結構明るくて前向きな人ばかりだからでしょうか。

これは、何回も繰り返し見て勉強の材料にするような番組ではありませんが、台本がない(と思う)ため、ドラマとは異なるリアルさとテンポ感があります。
この5人の高速の会話に一体どれくらいついていけるのか、という課題にチャレンジしてみるのも良いでしょう。リスニングは無視して、ただ単にファッションのヒントを盗む、という目的でも良いと思います。アメリカでは今、どのような男性が魅力的に映っているか、という勉強にもなりますよ。

ケーブルテレビやCSがあるなら是非!
posted by EnglishMaster at 19:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 いつもお世話になります。

 ジョークの解説ありがとうございました。ユーモアのセンスにとんだジョークで
面白かったです。


 さて、話は変わるのですが、今、EnglishMasterさんが薦められてる(でよかっ
たんでょうか?)アリーマイラブ(AllyMcbeal)を観ています。英検一級やNHKのビ
ジネス英会話で習った単語が随所にでてきて、毎回、あぁこの単語はこんな
使い方するのか、などと感心しながら観ています。一例を申し上げますと、

 devils advocate,take a number,put on hold,bygone,credential

 などです。

 ところで、このテレビの中で気になったのが法律事務所のトイレです。男女
共用になっているのですが、これは性別には関係なく平等にということなの
でしょうか?もし、ご存知でしたら、教えていただければ幸いです。

 追記 残念ながら、私のところはケーブルもCSもないのでQueer Eyeを
     観ることはできそうにありませんが、そのうちケーブルを引いてみ
     てみます♪
Posted by tanton1221 at 2006年09月02日 01:10
やっぱり単語は覚えるだけでなくて、実際に使ってみるか、使われているのを耳にしたり目にしたりくることによって生きたものになりますよね。

英検1級に出てくる語彙なんかネイティブは使わない、なんて言う人もいますが、Ally McBeal や The West Wing のような番組だとみんなバンバン使っているので、安心できるとも思います(^^)

さて、あのトイレですが、あれはシニア・パートナーの二人が「男女の区別無く、和気あいあいとした雰囲気の事務所に」という願いを込めて発案したものらしいです。
とあるエピソードで、リチャードがしみじみと背景事情を語っていました。
あまりにもぶっ飛んでいるため、普通は bathroom や the restroom というところを "the Unisex" で通っていますよね。
tanton さんはこういうトイレがあるオフィスで働きたいと思いますか?
Posted by EnglishMaster at 2006年09月02日 19:20
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