そして改めて感じたのは、このドラマが非常に学習の対象としては良いものではないか、ということです。
もちろん、英会話教師という立場上、ドラマをメインで勉強することを勧めたりはしませんが(ドラマだけで勉強するのはかなりの上級者でない限り難しいと思います)おまけの勉強法として観るのは楽しいし、「ああ、こういう言い回しもあるのだ」という発見があるため有意義だと思います。
もっとも、ただ楽しんで見るためではなくて、表現を学ぶ対象とするなら、どのドラマを選ぶかも非常に重要です。
例えば、私は個人的にこのブログでも何度か取り上げている『24』が大好きですが、あれは命令形や人が怒鳴っている場面が多すぎて、「教材」には不向きだと思います。また、略語形など非常に砕けた表現が多いため、そのままビジネスで使えるような話し方をしているとは思えません。
ティーンエージャーや子どもが主人公になっているものも然り。所詮はティーンエージャーらしい会話しかしていないので、社会人の教材としては物足りないでしょう。
社会人で、しかもビジネスで使うために英語を勉強をしているなら、是非社会人がオフィスで働いている場面のドラマを教材にしてみましょう。
そのとき鍵となるのが服装。
みんながスーツをびしっと着こなしているようなオフィスなら(女性は別)話している英語も「スーツが似合う英語」であると考えて良いでしょう。
『アリー』の他には『アリー』の姉妹番組に当たる『ザ・プラクティス』や、大統領執務室の日常を描いた『ザ・ホワイトハウス』(原題 "The West Wing")などが思い当たります。
今日『アリー』を観ていてとりわけ感心したのが、登場人物の発音が明瞭であることです。非常に丁寧な話し方をしているため、平均的なアメリカ人よりも例えば"t"の発音がはっきり聞き取れたりします。でも話すスピードはかなり速いです。耳を慣らすのにもってこいであると言えるでしょう。
また、全員一流大学出身の優秀な弁護士であるという設定のため、話す英語が文法的に正確です。今日見たエピソードでは、一人の女性弁護士がデートの相手(医者)に向かって「もし明日が無かったら」(If there were no tomorrow,)と言ったのですが、条件法を正しく使っていることに気付き、さすがだと思いました。(大多数のアメリカ人は "If there was no tomorrow" と言うでしょう)
もちろん、仮定法も正確に使われていましたよ。
これはビジネスで使う場合なら、結構重要ですよね。
語彙も時々どちらかというと書き言葉的なものが入っていますが、イディオム偏重の場合よりも、この方が読み書き中心で勉強してきた学習者にはなじみやすいと思います。
最後に、思わず笑ってしまったのが、弁護士事務所の秘書エレーヌをセクハラ疑惑で訴えた男性の代理人です。しばしば登場する彼は二言目には "I'm not comfortable with that," と言うのですが、ざっと訳して「それはやめてくれないか」
しばらく前にネイティブのように辞書を引こうで "comfortable" は使い間違いの多い言葉であることを指摘しましたが、このようなコンテキストで使われるのを聞けば、"comfortable" が「気持ち良い」とはちょっと趣が違うことに気付くでしょう。
なお、このシリーズで私が一番好きなキャラは Lucy Liu (ルーシー・リュー)扮する Ling (リン)という中国系の女性弁護士です。表向きはセクシーさを武器にした毒舌で通っているけれど、陰では時々ふと優しい部分も見せます。
彼女が降板してから急激に面白みがなくなってしまった、と感じたのは私だけでしょうか?

フルハウスはあまりお勧めできないとおっしゃってましたよね?
ディズニーなら子供でもわかるんだから!それに声がメグライアンだし!と試しに「アナスタシア」を買ってみました。
ただ、数日後にアナスタシアが実話でとても悲しい話と知ったので、それ以来見る気がしなくて。。
返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
「アリーmy Love」だと難しすぎる、と仰っていましたが、それは専門用語が多いからでしょうか。それとも話すスピードが速いから?
訛りがあまり強くなく、教科書英語に近いものをしゃべっていることが多い点においては、むしろ聞き取りやすい部類に入ると思いますが...
もしビジネス向きではなく、単に会話を楽しむため、というのであれば、「フレンズ」や「ダーマ・アンド・グレッグ」なども良いかもしれません。あまり俳優さんの話し方に癖が無いような感じがするからです。
もっとも、全部聞き取ろうと思えば、何を題材にしても難しいことに変わりはありません。あくまでも独学での教科書の復習や普段のレッスンの「おまけ」に過ぎません。
慣れないうちは1割だけでも聞き取れれば十分です。
日本語字幕をつけたままの状態でも、例えば「あれ、どうしてこのおじさんは今 comfortable と言ったのだろう?」と感じられれば、収穫は大きいです。
あるいは、前後はまったくわからなくても、分からない言葉は無視して、分かる言葉だけをピックアップするための訓練、と位置づけても良いでしょう。
でも字幕ばかり見てしまいそう…(^_^;)
まだ「アリー〜」は観た事はないんです。
店で見つけて、何巻もあるから揃えると大変だなぁと漠然に思っていただけです。
「フレンズ」は家に[と\があるんですが、
途中から見てもわかりますか??
ただ、妹が結構難しいと言っていたのでこの系統はまだ早いのかな〜。。
とりあえず「英語は絶対勉強するな!」の初級編を買ってみたので、そこら辺から始めてみようかなと思います。
ちなみに私、恥ずかしながら勉強始めてまだ2ヶ月半の超初心者です。
今までニンテンドーDSの「英語漬け」をやっていて、最近「S」ランクを頻繁に取れるようになってきたので、新たな勉強法を模索中なのです。
特に『シュレック』の彼は最高!
要は難しい、難しくない、という基準では考えず、楽しめそうなものを選びましょう。そして肩の力を抜いておくことです。
また、見たことのないシリーズなら、とりあえずレンタルで第一巻だけ借りてみる、という手段もありますし、ケーブルテレビを契約していれば、 Fox Japan という海外ドラマの宝庫のようなチャンネルもあります。
(私が「アリー」を観たのも、Fox での再放送でした)
僕はテレビもですが、ラジオのスポーツトークショーや試合の実況中継をかなり聞き込んだので、耳が慣れたし、スポーツに使われるexpressionsを当時は身につけていたと思います。あくまでアメリカのスポーツに関してですが。ただ、まだまだ語彙は足りないですが。
フルハウスはお子さんにはお勧めかもしれませんね。ミッシェルの話す言葉もかわいらしいですよね。ミッシェル役の女の子は実は双子で交代で登場していたのは皆さんご存知でしたか。もう大人になったようですが。
では、これからも情報お願いします。
スポーツの実況中継は、実はものすごく良いトレーニングになりますよね。
大抵キャスターの人は興奮していて、ものすごく早口になっていますし。
NFL、NHL、NBA、MLBのスポーツ観戦が好きなら、是非英語音声で見てみるべきですね。
何が起こっているのかがわかりやすいですし、同じ表現が繰り返し出てくるので、かなり耳が鍛えられるでしょう。
そういえば、NHLやNFLを見るのが好きだ、という男性の生徒さんは、リスニング力がものすごく高いですね。(MLBは日本語音声で見てしまう人が多いみたい)