その方は私が日本語では分からないかもしれない、と心配したのでしょう。
丁寧にもYahoo!の翻訳サービスを使って英語の対訳を付けて下さったのです。
翻訳エンジンはあまり使えない、ということは分かっていたものの、(翻訳のお手伝いをさせていただいている音楽ジャーナリストが時々翻訳エンジンにかけたものを原文と一緒に送ってきて「やっぱりよく分からないから助けて!」と言ってくることがあります)ここでの訳はあまりにもぶっ飛んでいて、呆れるというよりはお腹を抱えて笑い出してしまいたくなるようなものでした。
例えば、「無休」。
なぜかこれは "I am no holiday," に。全く意味不明、というわけではないのですが、かなり違いますね。
(面白いことに、この "holiday" を "Holiday" にすれば、ちゃんと意味の通る英文になります。すなわち、「私は決してホリデーではない」つまり「私は決して(ジャズ歌手の)ビリー・ホリデーのようには歌えない」と解釈することが可能です)
極め付けはなんといっても「月〜金」。
これが英訳では "Money of moon" に直っていました。一体何のことやら...
もちろん、Yahoo!のこのサービスは無料であるため、限界があり、構文解析機能が発達している高価な翻訳ソフトではもっとミスが少ないのかもしれません。
しかし、まだまだ翻訳家が職を失う日は来ないだろう、と考える今日この頃です。
さて、読者の皆さんの中には「せっかく翻訳ソフトを頼りにしているのに」という方もいるかもしれません。
そこで、自分が使っている翻訳ソフトの性能をチェックするための簡単なテストをオススメします。
何か日本語の文章を日本語→英語→日本語と二回翻訳ソフトにかけてみて下さい。
性能がよければ最終結果がオリジナルに近くなりますが、いい加減なソフトであれば再翻訳の結果はちんぷんかんぷんになってしまうはずです。
面白い再変換結果がでてきたら、是非コメントとして紹介してくださいね



ここでお詫びとともに謹んで訂正させていただきます。
(なお、これでビリー・ホリデーとの楽しい連想もなくなってしまいました)