(宿題で娘さんの瞳の色が "brown" ではなく "blown" になっていた時点で、これは問題があるかもしれない、と思っていたのですが、見事予感的中でした)
L と R とラリルレロで書いた通り、この手の説明は十八番となっているため、さっそくポイントを説明したのですが、彼には "R" の発音で「舌が口蓋に触れない」という感覚がよく分からず、しきりに首を捻っていました。
そのとき、以前やったように "from" で練習させようかと思ったのですが、なぜかそのときにひらめいて "right" は "write" と発音が全く同じですよ、と両方板書した上で言ってみました。すると、彼は "write" と2、3回言った後、「ああ、舌が触れないんですね」と。
まあ、ご自身で納得されたようで何よりですが (^^;
"right" と "light" では見た目が似ているため混乱してしまっても、"write" という全く見かけが違う単語を見ると、「これは発音が違うんだ、何かを変えなければいけないんだ」と思い込む心理的効果が大きいみたいです。そしてこの思い込みこそが大事なんですね。
その後、ミニマル・ペアを6つぐらい書き出して聞き分ける練習と言い分ける練習をして頂いたのですが、すぐに区別に慣れて、課題をほぼ完璧にこなしていました。
ただ、そのときに練習に使った言葉の意味も確認したのですが、カタカナ英語の罪深さに改めて驚かされてしまいました。
なんと、その生徒さんはゴルフの「グリーン」"green" も、グリーンに生えている芝生 "grass" も "L" だと思い込んでいたのです。反対に、飲み物を飲むときに使う "glass" は "R" だと考えていました。
一旦違いをマスターすればなんてことはありませんし、今までなぜ同じに聞こえたのだろう、と思うみたいです。昨日の生徒さんもとても素直な方で、その後のレッスンではテキストに "L" や "R" を使った言葉が出てくるたびに「あ、これは"R"なんだ」という風に感動されていましたね。
しかし、きちんと訂正される機会がない限り、やっぱり多くの日本人がしゃべる英語が "Engrish" と評されてしまうのも仕方が無いのでしょうね。
